「お受験」備忘録 我が家のお受験攻略法

我が家の小学校お受験騒動を振り返り、経験に基づくアドバイスを忘れないうちに纏めていく。
また、父親の目で見た母親の右往左往と噂の数々を斬る!
なお記載情報は横浜(神奈川)地区、小学校は横浜雙葉、湘南白百合学園、精華に特化している。
 
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父親と母親の気持ちのズレ
自分でブログを書き出してから人のブログやHPが気になり読み出した。
あるお母様のお受験日記で、小学校お受験に対する夫との気持ちのズレが書いてあった。
実は我が家も同じであった。
他のご家庭でも、母親が熱心で父親が冷たいというご家庭があるのではないかと思い、
その時の私(父親)の考えを下記する。父親説得の手がかりにして頂きたい。

私の場合、子供が年中になったときから、家内からお受験を聞いていたが、
初めはしなくて良い、という意見だった。
理由は、首都圏の事情を理解していなかった点が大きい。

背景として、私は地方都市出身で首都圏の事情になじみがない。
自分がずっと公立で、大学は国立、
むしろ「しりつ」と聞くと「私立」ではなく「市立」を思い浮かべる。
地方の場合、学校数が少なく、しかもこの地域の成績の良い子はドコドコ校に行くという具合に
学校の序列がはっきりしている。
地方だからってレベルが低いわけではない、実際に地方から有名大へたくさん入学している。
だから、お受験、いや私立小学校というものが理解できなかった。

家内は、ご近所、幼稚園、育児教室などの母親仲間からお受験情報というか
探りが入り、そんな会話からお受験の知識を得ていく。
さらに、お受験指南本などを読み、ますます意識するようになる。

私は普段、仕事中心である。極端な話、寝ても覚めてもずっと仕事のことを考えており
そういった教育事情は入ってこない。温度差が出来るのは当然といえる。
会社から帰ってきて、いきなりそういった話をされても正直言って即答出来ない。
習い事を増やすのと訳が違う。

そんな私の所にも、自分の親や兄弟からお受験準備は?とプレッシャーが入りだした。
自分が子供のときに母親から「勉強しろ」といつも言われていたが、
この年になって、今度は孫のことで、また言われるとは思ってもいなかった。
子供は何時までたっても子供である。

そんなプレッシャーがあって色々調べて判った事は、首都圏教育事情である。
例えば、全私学新聞によると、私立小学校は全国で187校あり、
その内、東京都52校、神奈川27校、千葉8校、埼玉4校と半数は首都圏にある。
各校が建学の精神に基づき魅力ある教育を行っていること知った。
数多くの学校があり、親にとって選択肢が与えられていることが判った。
お金を出せば、自分たちの方針に合ったより良い教育環境がある。
しかし私学進学者は全体の1%程度だ。そのため怪しい噂が多い。

まず、夫婦で自身の育ちの環境起因の、子育て方針の違いを正すべきである。
次に、お受験につながる話をする。その時に公立の悪口を言うべきではない。
片方のレベルを落とすと、比較対象は普通と考える。
普通に対して普通じゃないコストをかけるのはおかしいと考えてしまう。

普段から夫婦の会話をしているか、夫婦で子育てをしているか、
まさにここからお受験の試練が始まる。

この子育ての悩みQ&A>父親の問題のQ1、いい所突いていると思う。
お受験をしないという選択
男の子の場合のお受験を考える。
横浜(神奈川)では、女の子に比べ、男の子の小学校選択肢は少ない。
我が家の教育方針を基に、お受験を考えたときに、総合的にココという小学校がない。
特にネックとなるのが通学時間である。
時は金なり。時間は有限である。
今や、各産業が人の時間を取り合っている時代である。
テレビ産業も、ゲーム産業も、教育産業も、子供の持っている時間を取り合っている。

小学校の近くに住むのが一番であるが、我が家はそうは行かない。
実質ドアtoドアで、60分以内が、我が家の考えるリミットである。
駅前に住んでいないとかなり選択肢が少なくなる。
例えば、精華小を考えた時に、横浜駅に着いてから10分では行けない。
実質、JR横浜駅ホームから20分は必要、子供の足だともっと必要かもしれない。
自宅から最寄り駅までの時間を考えると、60分以内ではかなり選択肢は少なくなる。

次にネックとなるのが、女の子との能力差である。
小学校では、成長の差から能力的に女の子に負けてしまう。
お教室でも、女の子の方が大人であり、男の子はおちゃらける。
そして、お受験を突破してきた女の子が相手では、
いったいどんな小学校生活を送るのか心配である。
そもそも、有名な私立ほど、生徒の母集団は偏ると思われる。
それも、元気な方に、悪く言えば、自己主張の強いタイプが多いのではないか?
女の子にやられてばかりで、変なコンプレックスを持たないだろうか?
一貫校の場合、この点が気になっている。
現実はどうなのか、情報を入手したい。

我が家の場合、中高一貫校に魅力を感じている。
そうすると、中学受験の為の小学校選びとなるが、小学校だけで中学受験に
対応できるかというと、そうではないらしい。
結局は、受験勉強は塾でというのが実情らしい。
そうすると、通学時間が無駄である。

ここは小学校お受験はせずに、浮いた時間とコストを習い事や塾に配分したい。
スポーツもやらせたいし、今の子供はほっておくと運動不足だと思っているから、
「体力」を付けるためだ。
あ〜、先は長い。
お受験に反対する父親の気持ちと対応法
お受験に反対する(いや、賛成しかねる)父親や祖父母が多いと聞く。
我が家の場合は、母親や祖母がお受験積極派、私が慎重派であった。
以下、我が家の事例を基に反対派及び慎重派の意見と、
説得の仕方を考えてみる。

私の考えは一言で言うと「総論賛成、各論反対」であった。

母親のお受験に対する父親へのアプローチは各論から始まった。
「お受験なんだけど、、、、どこどこのお教室が良いらしいの、、」
「だれだれさんなんかは、子供が生まれたときからお教室を予約しているらしいわよ、、」
「こことそこのお教室に行くと、月**万円、春期講習とかもあって・・・」
こんな調子であった。
お受験=お教室に行く、という説明であった。

父親は腹の中で(細木数子さんふうに)
「あなたねぇ〜、お受験はシツケなのよ、それを人に任せてどうするの!」
という言葉を飲み込み、
「お受験?、私立小学校を受験するのか?
 まだ早いのではないか? わざわざ受験する必要ないよ、、」

この一言で、父親はお受験に反対していると思ったようだ。
しかし、そうではないのだ。
私立小学校に行くことに反対しているのではなく、いきなりお教室の話が出てきたことに
腹を立てているのである。
父親の頭を駆け巡る考えは、
 現状の育児ですら、手がかかるだの時間が無いだの言っているのに大丈夫か?
 子供にガミガミ言うようになるのではないか?
 幼稚園児に塾(この時点では進学塾と思っている)は早すぎるのではないか?
 他のお子さんと比べたり、見栄の張り合いをするのではないか?
 父親への「あなたはちっとも協力してくれない」小言が従来比ウン倍になりやしないか?
 オレの負担が増えるのか?

我が家の場合、子供が生まれてから子供の将来像や家庭の教育方針など
まともに話し合ったことがなかった。
せいぜい幼稚園を決めるときにどこの幼稚園が我が家に合っているか話し合った程度であった。
中身を判っていないので、マスコミや噂が作ったイメージで考えてしまう。
さらに、育児は基本的に母親任せであった。子供はまだ幼いと思っていた。
そんな状態だから「お受験」にすぐ賛成せよと言うのは無理であった。

私にとってお受験などにお金を掛けるのは投資と同じような思考で考えている。
会社で「何々を買いたい」と言うと、なぜ?と説明を求められる。
金額が大きくなれば当然詳細な説明を求められる。
説明は投資金額と投資効果とその数値を裏付ける資料なりである。

一般的に母親は専業主婦、父親は会社人間であろう。
母親がお受験すると言ったときに父親は会社の思考で「なぜ?」と言っているのである。
この「なぜ?」に対する回答が満足に無かったから「しなくて良い」という
判断となったのであった。
その時、母親が感情的に
「あなた!子供の将来がどうなってもいいの?」なんて言っている様では
お受験どころではない。

お教室のコラムでも、まず子供の将来像、ご家庭の教育方針が先とある。
では、お父様が考える父親への説明の仕方を下記する。
子供の将来像とそれに対するご家庭で教育方針は事前にそれとなく話し合っておく。
幼児、幼稚園児それぞれにあった躾を家庭で行っているけども、
小学校から社会の一員としての教育が始まるにあたり、
様々な基礎は小学校時代に作られるのだから、
わが家に合った私立小学校に行かせたい、と言う。
それからお教室の話に持っていくのである。
普段からコツコツと家庭での躾、教育をやっているけれども、
専門家の指導を基に我が家のレベルや内容をチェックしたい。
それで、うん回/週なんだけど、お教室に通わせたい。
お教室は、6歳児としての一般常識や躾をチェックして家庭にフィードバック
してくれる所で、進学塾のような勉強をするところではないと説明すると
(お教室も様々で、進学塾さながらペーパー学習中心の所もあるようだが、、)
父親はOKするに違いない。

ちなみに、お受験中の母親の負担は相当なものである。
覚悟を決めて説得して頂きたい。
お受験に反対する父親の気持ち その2
前回の記事と重複するが、思ったように書けていないので、
再度書いてみた。

お受験に反対する(賛成しかねる)父親や祖父母が多いと聞く。
我が家の場合は、母親や祖母がお受験積極派、私が慎重派であった。
以下、我が家の事例を基に反対派及び慎重派の意見と、
反対していた父親が賛成に変わるまでの心境の変化を書く。

私の考えは一言で言うと「総論賛成、各論反対」であった。

母親のお受験に対する父親へのアプローチは各論から始まった。
「お受験なんだけど、、、、どこどこのお教室が良いらしいの、、」
「だれだれさんなんかは、子供が生まれたときからお教室を予約しているらしいわよ、、」
「こことそこのお教室に行くと、月**万円、春期講習とかもあって・・・」
こんな調子であった。
お受験=お教室に行く、という説明であった。

父親は腹の中で(細木数子さんふうに)
「あなたねぇ〜、お受験はシツケなのよ、それを人に任せてどうするの!」
という言葉を飲み込み、
「お受験?、私立小学校を受験するのか?
 まだ早いのではないか? わざわざ受験する必要ないよ、、」

この一言で、父親はお受験に反対していると思ったようだ。
しかし、そうではないのだ。
私立小学校に行くことに反対しているのではなく、いきなりお教室の話が出てきたことに
腹を立てているのである。
父親の頭を駆け巡る考えは、
 現状の育児ですら、手がかかるだの時間が無いだの言っているのに大丈夫か?
 子供にガミガミ言うようになるのではないか?
 幼稚園児に塾(この時点では進学塾と思っている)は早すぎるのではないか?
 他のお子さんと比べたり、見栄の張り合いをするのではないか?
 父親への「あなたはちっとも協力してくれない」小言が従来比ウン倍になりやしないか?
 オレの負担が増えるのか?

我が家の場合、子供が生まれてから子供の将来像や家庭の教育方針など
まともに話し合ったことがなかった。
せいぜい幼稚園を決めるときにどこの幼稚園が我が家に合っているか話し合った程度であった。
お受験の中身が判っていないので、マスコミや噂が作ったイメージで考えてしまう。
マスコミが「お受験」を取り上げる時は、世の中の偏見を基に面白おかしく取り上げる。
先日もTBSイブニング5のニュース「現代こども事情」のなかで2/1放送の
ライバル小学校 京都で花火!」のなかの映像でお教室が映っていたが、
背丈ほどあるとんでもなく高い跳び箱を飛んだり、
鉄棒で逆上がりを空中でクルクル回っていたり、
側転(側方倒立回転)をしたりする子供を映していた。
お受験を経験した私ですら「すごー」と思うような映像である。
明らかに幼稚園児の範疇を超えている。
私に言わせるとこれは誤解を招くお受験風景であり、わざわざ探したのではないだろうか。
マスコミはこのような映える映像を好み、決して平均的な普通の映像を映さない。
この映像を見て母親も父親もそれぞれ違った思いを描くのである。
(父親はそんなバカなと思い、母親はあれが出来るようにならなくてはと思う)

次に費用の問題である。
お受験を当然のようにする環境のご家庭であれば、
お受験を含め、私立へ通う前提でファイナンシャルプランを組んでいるだろう。
しかし我が家はそんなファイナンシャルプランを持っていなかったし、
教育費がこれからどれぐらい掛かるのか計算したことも無かった。
予備知識なしにお教室のお月謝や夏期講座など1年間に掛かる費用と
私立小学校の授業料や寄付金などを聞いて
「そんなに必要なの?」と戸惑ってしまった。
家計をやりくりしてうまくやってよ、と気楽に言える金額ではなかったのだ。
「父親と母親の気持ちのズレ」にも書いたように、父親が公立小中高から国立大学出身の場合
この費用がどうしても納得できないと思う。
この費用の部分は収入によって感じ方が変わるだろうがサラリーマン家庭の場合は
費用の壁は存在するだろう。
私も可処分所得と固定費を考えたときに、この決心をするのにずいぶん掛かった。
必要費用の総額を考えたときに、1年間のお教室費用、受かった場合の入学に必要な費用、
よく車1台分と言われるが、ベンツに乗っているご家庭はそのように、国産車に乗っている
ご家庭もそれなりに掛けるものである。

さて、私がお受験をすると決心した心変わりは何だったのだろうか。
私が反対している間、家内はこぐまの教材をつかってすこしづつペーパーをやっていた。
また、その中で鉛筆の持ち方の練習をしていたし、
お箸の持ち方使い方の練習など躾もしっかりとやっていた。
それに関して私は一般的に必要な躾だと思っていたので何も言わなかったし、
家内もお受験を意識することなく平常心で躾をやれていたように思う。
これがお受験を意識しだしたとたん目が釣りあがっていくのだから、
今から思うと年中の10月まで反対していて良かったと思う。
それはさておき私はというと、お受験を経験した先輩の話を聞いたりして
情報を集めていたのである。

調べているうちに幼稚園と小学校の違いは何だろうか?
幼稚園児は勉強しなくて良いのかという疑問が湧いてきた。
そもそも子供の発育は違うわけで一律に7歳から勉強と線が引けるものではない。
さらに3月生まれの子供は6歳1ヶ月から小学校に行くわけだ。
この7歳になる年という線引きにはかなりのマージンが含まれていると考えられる。
そう考えると一概に「幼稚園児に勉強はかわいそう」とは言えないだろう。

お受験を経験するまでは「幼稚園児の仕事は遊ぶことだ」と私は思っていた。
さらに「幼稚園児の仕事は集団の中で遊び、社会性を身に付けることだ」と思っていた。
集団の中で社会性を身に付けるとは、例えばおもちゃを取り合いし、時にはけんかをし、
思い通りにならないことがあることを知り、相手の気持ちになって考えることが
出来るようになるなどを期待しているのである。
今の世の中で幼稚園以外で家庭においてそういった社会性が身に付くだろうか?
私が子供の頃は近所に同年代お友達がたくさんいてさらに兄弟が加わって集団で遊んでいた。
そこで遊ぶルールやお菓子を分け合うなど経験していった。
今の子供たちの姿を自分の目で確かめてみると、
遊び相手も少なく、付き添いの母親が争いが起きないようにしていた。
大人の都合が優先し、子供たちの興味や関心を抑え付けたり、争いが起きないように
監視しているのである。
例えば公園の滑り台を見ていると必ず下から登る子がいる。
下から登ってみようとチャレンジしている訳だが、当然上から滑り降りる子供と
かち合うわけである。そこで何が起こるか判る間もなく、
母親が「下から登ってはダメよ」と、ダメよダメよのオンパレードである。

その姿を見て家庭における「幼稚園児の仕事は遊ぶこと」は単に遊ばされているだけで
期待している子供の仕事は出来ていないと思えた。
自分の目で確かめた結果、「小1プロブレム」の一端が見えた気がした。
これだったらお受験産業の言い分に乗って母親をけしかけた方がいいかなとも考えた。
少なくとも小学生になったら「勉強しろ」と言う訳だから、急に手のひらを反すよりは
幼稚園から少しづつ勉強する習慣をつけても良いだろう。
以上のように考えが変わってきて、結局「お受験」を容認するようになり、
やっと「では、どこのお教室が良いのか」と考えるようになったのである。

母親は普段から子供と接しているので、「お受験」という結論を持って
父親と話をするのだろうが、当の父親は、お受験の話を聞いてから考え出すので、
結論が出るまでにそれなりの時間が必要なのである。
お受験を目指す母親は、なるべく早く夫と話をして考え始めるきっかけを
与えてみてはいかがだろうか。
例えば年中になったら「お受験」提案をし、自分たちはゆっくりとスタートを切る。
もしこの時点で父親が渋っていたら、あせらず家庭学習の範疇でお受験準備をすればよいのだ。
父親はその姿を見て年中の秋前には決断をする。
そして年中の秋から新年長として家族一丸となってお金もパワーも集中投入するのである。

ちなみに、お受験中の母親と子供の負担は相当なものである。
それを精神的に支えるのが父親の役目だと思う。
母親に比べ父親の負担の増加はたいしたものではない。
私の場合、子供の成長を知る良いきっかけとなった。
この機会に、お受験産業に扇動されやすい母親を先導する父親になれたら理想的だ。

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